バスケ部Tシャツのまま 泉&深月
「One Ball One Love」のチームTと白ソックス、部活帰りの2人
★★★★ 4 / 5
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胸に「One Ball One Love」とプリントされた黒いチームTシャツ、その上に羽織ったジャージ、手にはボールと水筒。夕方の光のなかで並んでピースを作る泉と深月は、どう見ても練習を終えたばかりの2人です。素人ムクムク-部活-は、この「着替えないまま」という一点にこだわり続けているシリーズで、本作もその路線を素直に守っています。
衣装を替えないという選択
移動先は木の床とアンティーク調のソファがある室内。装飾の雰囲気だけは妙に立派なのに、2人は部のTシャツと白いソックスをそのまま身につけていて、この不釣り合いが独特の可笑しさを生んでいます。脱がせて整えるのではなく、着ているものを崩さないまま進めるので、練習後の生活感が画面から抜けません。汗で額に張りついた前髪や、ソックスのゴム跡といった細部が、企画の作りものらしさをうまく打ち消しています。
体格差と反応の差
泉はショートボブで表情がはっきり出るタイプ、深月はポニーテールでよく笑い、口数が多い。序盤の受け答えは深月が引っ張り、泉は相槌を打つ側に回るのですが、進むにつれてこの役割が入れ替わっていくのが面白いところです。3人以上が同じフレームに入る構図が多く、一方が進んでいるあいだもう一方が画面の端で待っている——その「待っている側」の表情まで拾えるのが、2人組企画ならではの見どころになっています。
同シリーズの単独出演回は、女の子ひとりの反応をじっくり追う代わりに空気が張り詰めがちです。本作は2人いることで会話の逃げ道があり、緊張のほどけ方がなだらか。部活の延長線という設定に説得力を持たせたいなら、この編成のほうが向いていると思います。夕方の光で撮られた冒頭の並びと、室内での2人の位置関係を見比べてみると、企画の作り方がよく分かるはずです。
サンプル画像 5枚
※サンプル画像は各公式サイト提供のものです。クリックで拡大。
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